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2008年11月24日月曜日

アメリカの厚かましさ!!

昨日に続いて アメリカの厚かましさにもの申します。アメリカのビッグ3と言えば勿論GM・フォード・クライスラーの自動車メーカー三社のことです。これがまた経営危機で放って置けば来年2~3月には破綻するそうです。 此の三社は決算の度に赤字を計上しては、リストラをしたり、会社の資産を売却したりして急場を凌いで来ました。経営者も何度か交代してます。それでも会社の建て直しが出来なくて、愈々破綻する破目に陥ったようです。

此のまま三社を破綻させてしまうと三百万人とも五百万人と言われる失業者がいっぺんに出るそうです。更にその下請け会社で働く人達まで数えると一千万人を超す人達が失業して路頭に迷うことになり、アメリカ中が大パニックです。そこでアメリカ政府は莫大な公的資金を投入して此の三社を救済する方向だそうですが、その救援要請に行くのに、三社の社長たちは自家用機で乗り付けたと言います。民間の航空会社の定期便を利用すれば例えファーストクラスでも8万円で済むのに190万円も賭けて行ったのです。「救済のお願い」に行くのにです。これじゃ赤字になる訳で、救済しても無駄かも知れません。

此れはいったい誰の責任でしょう?? 勿論 第一にブッシュ大統領です。それから今年のノーベル経済学賞受賞者ポール・クルーグマン博士の意見ではグリーン・スパン前FRB議長です。グリーン・スパン氏はこんにちの此の有様を予見して居ながら。全く何も手を打たなかった、つまり「危機に臨んで何もしなかった責任」が有ると言うのです。実に明快なご意見です。

そして グリーン・スパン氏はサッサと辞めてしまい、戦争で罪無き人々を殺してしまったブッシュ氏は間もなく辞めて混乱の外に逃げて行こうとして居ます。此の侭行かせてしまっていいものでしょうか??オバマさん いいの?? アメリカ国民の皆さん いいの??

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