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2008年11月27日木曜日

超嫌われ者の日本の漁船と商社

世界マグロ会議で三年後にマグロの魚獲が現在の半分に制限する事を決めました。と言うより、決められたと言った方が正しいでしょう。その原因は日本漁船の乱獲と、商社の乱買いです。

漁船の乱獲は昔から有名で、外国の漁業者から「日本の漁船が来ると海が空っぽになる」と言われたものです。それも 魚の獲り方がエゲツナイからです。北方のサケ・マス漁業で、日本漁船団は取敢えず満船になるまで魚を獲り、そして もっと魚価の高い魚(銀サケ等)が発見出来ると、満載した魚を海に投棄して高価な魚を獲るのです。それを目撃したロシア(旧ソ連)の漁船などから激しく抗議がありましたが、日本側の対応は鈍く、結局北方の海域から締め出されてしまったのです。それでも その酷い行為は止まず、闇で続けられています。それには止められない切実な理由があるからです。つまり 遠洋漁業の会社は分不相応の設備過剰で莫大な借金を抱えていまして破産寸前だから止めたくても止められない状態なのです。此のヤケッパチの操業が世界の顰蹙を買い、締め付けの理由になっているのです、

一方 商社の方はマグロ等を輸入すれば儲かるとばかりに、外国(主に後進国)の漁業者を札束で頬っぺたを叩いて煽り捲り、乱獲をさせた挙句が世界中のマグロなどの資源の危機を招いたのです。今や商社の置かれた立場は厳しく、「無用論」まで囁かれる状態ですから、世界各地に駐在する社員に対するノルマは過酷で、何らかの実績がないと現地解雇も有り得るそうですから、資源の事なんか考えて居られないのです。

日本人には困ったものですねぇ~

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