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2012年5月18日金曜日



 3.11福島第一原発事故の際の首相官邸の右往左往の混乱ぶりが、海江田元経済産業大臣の証言で、分かりました。其の内容抜粋は以下の通りです。
 『政府は地震発生当日の午後7時3分に原子力災害対策特別措置法に基づく「原子力緊急事態宣言」を発令した。ところが第1原発1~4号機の非常用電源が津波で喪失したのは同午後3時42分。宣言発令が3時間半近く遅れたことについても海江田氏は「首相の理解を得るのに時間がかかった」と述べた。 「原子力にメチャクチャ詳しい」と自負する菅氏だが、閣僚の報告や判断を信用せず、常に疑ってかかったことが対応の遅れや被害拡大を招いたと言っても過言ではない。司令塔として全体を俯瞰(ふかん)する人が官邸に誰もいなかったことも浮き彫りになった。』
 つまり 福島をはじめ東北の被災者の皆さんは、この無能な首相を中心とした政治家達の為に、余計に甚大な被害を蒙る破目に陥ったのです。

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