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2007年4月30日月曜日

結婚式の困ったスピーチ

知人の息子さんが目出度く結婚されました。唯 その結婚式が大変だったと嘆いていました。
問題は 友人代表のスピーチです。以前ですと、新郎の友人がふざけ過ぎて御出席の皆様に不快な思いをさせた、と言うのをよく聞きましたが、今度の話は新婦の友人達のスピーチで、大変迷惑した と言うのです。
其の顛末を聞けば・・・結婚式場に結婚式の打ち合わせに二人で行きました。 其の時 新郎・新婦の両方の出席者と席順、それに友人代表のスピーチ者のリストを作ったのですが、驚いた事に新婦側の友人の数が異常に多かったのです。普通は友人代表のスピーチと言えば、みんな遠慮して無理にお願いしたりするものだと思っていましたら、今の女性達は「私にやらせて・・・」「私も・・・」と続々と立候補者が出て来て困るそうです。信じられません。!?!
打ち合わせの時、司会者の女性(プロです)から「新郎新婦さまの友人代表は、三人づつ位に絞られた方が宜しいかと思います」と言われたのですが、新婦さんは「みんな我も我もと張り切って居るのでこれ以上絞れません。」つまり 女の見栄と意地がかかって居ますから、今後の友好関係を考慮すると、とても誰かに「降りて下さい」と言えた状態ではなかったのです。
結局 実に8人の新婦の友人代表が喋ると言う前代未聞の事態となったそうです。それも 内容のあるスピーチなら兎も角、単に自分の言葉に酔い、感極まって泣きながら採り止めの無いお喋りを延々とやられるのです。それも8人も 一人3分と言う約束なんか全く無視で、合計一時間半もかかったそうです。大泣きで喋ったお嬢さんは自分の番が終わればケロリと自分の席に戻り、大口開けて呑むヮ喰うヮはしゃぐヮで、いったいあの涙は何だったのか?とため息が出たそうです。
つまりは 友人代表の彼女達は、「結婚式場で晴れ着を着て涙ながらにスピーチをする」と言う自分だけの為のパフォーマンスが目的だったんですね。新郎新婦も、両家の人達も。さぞや辛い思いをしたでしょうね。ご列席の皆様も。 まさか 彼女達の狙いが其処に有ったのでは無いでしょうが・・・??

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