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2009年1月29日木曜日

危険な原発

中部電力が浜岡原子力発電所の1号基と2号基の改修を断念して、新たに6号基を新設すると発表しました。
 元々 我が国の原発製造能力は未熟で、完全に安全技術が確立されていません。だから 全国各地でチョクチョク起きるトラブルが其れを証明しています。然し 電力会社も原発メーカーも絶対に認めようとはしません。原発が未完の技術で実施して居る事が公(おおやけ)になれば日本全国で上を下への大騒ぎになり、電力業界は元より関係官庁も面目丸潰れの収集の着かない大問題になるでしょう。だから 関係者は必死に危険性を否定するのです。
 今回の浜岡原発1号基、2号基の改修を断念した中部電力の判断は、「1,2、号基を改修するには費用がかかり過ぎる。それより新たに6号基を新設した方が安上がりで済む」と言う事です。その判断の根拠となるのは、東海大地震です。それに耐えられるか!?!と言う地元民の問い合わせに対して、今迄中部電力は「大丈夫です!!」と繰り返し答えて来ました。それに、此の1,2号基は今迄トラブル続きで其の原因の明確な説明を地元民に対してされてませんから非常に不信が高まっていました。
 従って 今度の中部電力の発表を聞いて、地元では「あの 1,2号基耐震強度を大丈夫と言い続けて来た中部電力の言葉は大嘘だったんだ。」と確信するに至ったのです。原発はアメリカやヨーロッパの様に地震のない所では問題無いかも知れません。 が 日本は全国何処を探しても大地震の起ない所はありません。それなのに一旦事故が起きればチェルノブイリの様になる原発を強引に進める業界と政治家の関係には何か薄汚いものを感じざるを得ません。

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